「課題の分離」をマスターすることで「承認欲求」に支配された人生から解放される!

ベストセラー本「嫌われる勇気」で一躍注目を浴びたアドラー心理学をご存知でしょうか。

今回はそのアドラー心理学の大きな一つの柱である「課題の分離」について紹介します。

課題の分離がマスターできれば、今まで悩んでいた人間関係の悩みも一瞬ですっ飛ぶかもしれません!

人は承認欲求に支配されている

課題の分離を知る前にまずは、「人は承認欲求に支配されている」ことについて理解しなければいけません。

承認欲求とは、一言でいえば、他者から認められたいと思う欲求のことです。人は周囲から認められていると分かったり必要とされていると分かれば、「嬉しい」と感じる生き物ですよね。過去を振り返れば誰でもそういった経験、あるかと思います。

例えば、「先生から褒められたい」、「後輩からデキる人だと思われたい」、「上司から認められたい」などと、当たり前に思うこのような感情は全て承認欲求であり、実はこの承認欲求を満たすことを原動力に生きている人が多い世の中なんですよね。

つまりそれは、言い換えると承認欲求に支配された人生であるとも言えます。

承認欲求に支配された人生は楽しいのか

では、承認欲求に支配されるとどうなるのか。果たしてそんな人生は楽しいといえるのでしょうか。

答えは、人による、です。

当然、承認欲求を満たしやすい人であれば、楽しい人生が送れるかもしれませんし、残念ながら満たしにくい人にとってはつまらない人生になってしまうかもしれません。

例えば、見た目やコミュニケーションなどに優れていたり自信がある人は優越感を感じ、承認欲求を満たす機会が多いでしょう。しかし反対に、それらがコンプレックスとなるような人は、劣等感を感じやすく、承認欲求を満たすことから遠ざかってしまうことになりますよね。

このように承認欲求を満たせる人かどうかは実際のところ個々人の能力やメンタルによって変わってきますし、その感じ方も人それぞれだと思います。

では、ここからが本題で、日々劣等感を感じ承認欲求を満たせない毎日を送っている人たちが大切にしたい「課題の分離」について解説していきたいと思います。

課題の分離とは

課題の分離とは、心理学の三代巨匠の一人、アドラーが提唱した人間心理の一つです。

一言でいうと、自分の課題と他者の課題を完全に切り分けて考えたり行動したりすることです。

自分の課題というのは、目的に対する自らの言動のこと。

一方で、他者の課題とは、自分の言動に対する他者の反応のこと。

つまり、自分が起こした言動に対して周りの人が感じることや思うことは、自分の課題ではなく他者の課題なのです。

この自分の課題と他者の課題を完全に切り分けて考える「課題の分離」が、ズバリ承認欲求の支配からの解放に繋がるのです。

課題の分離をマスターすると楽になる

では、課題の分離についてもう少し詳しく解説していきます。

繰り返しとなりますが、ある目的を持って起こす言動のみが自分の課題となりますよね。そして自分の言動に対する周囲の反応は自分ではどうすることもなく考えても仕方のないことです。つまり、これが他者の課題となります。

しかし、大抵の人はこの課題の分離ができずに、周りの人は自分に対してどう思っているのかという他者の課題にまで踏み込んで考えてしまうのです。これが承認欲求の根源なんですよね。

課題の分離:ケース1

ではこの「課題の分離」をわかりやすく人間関係を例に考えてみます。

例えば、人から嫌われないためにはどうすればいいか。と考えたときに、自分の課題は人から好かれることをやろうという目的のもと、そのための施策①、施策②、施策③と実行に移していけばいいわけです。

この施策に対して行動していくことのみが自分の課題であり、この自分の行動に対して他者がどのように捉えるのかについては他者の課題になります。

しかし、他者の課題に踏み込んでしまうと、「どう思われているんだろう」「嫌われていないだろうか」などと余計なことに気を使ってしまい、誰からも嫌われない一方で誰からも好かれないといった状態になってしまうのだと考えています。

課題の分離:ケース2

承認欲求の不足でよく悩むケースが、学校における先生からの評価や、会社における上司からの評価などではないでしょうか。

こういった場合の「課題の分離」を考えると、自分に対する先生や上司の評価はまさしく他者の課題になります。一方で、自分の課題は、「評価を上げるためにはどうすればいいのか」を考え実行していくことのみです。

なので、先生や上司などの評価者が自分に対してどんな評価をつけるのかは全く気にする必要がなく、ただ淡々と評価を上げるための施策を実行していけばいいだけなのです。

どうでしょうか、実際にこう考えるとちょっと気も楽になりませんか?

これが、承認欲求の支配から解放される「課題の分離」なんですよね。

さいごに

いかがだったでしょうか。

「課題の分離」は、簡単にできることではないと思いますが、これをマスターできれば承認欲求からも解放されますし、人間関係においても多少は楽になるのではないかと考えています。

また、周囲の目を気にしてしまっていては、本来やりたいと思っていることだったりとか、本来持っている力を十分に発揮できていないという人も少なくないのではないでしょうか。そういった意味でも今後の人生の中で数あるチャンスを掴むためにもこの「課題の分離」は大いに役立つのではないかと思っています。

人間関係に悩む人たちの参考になれば幸いです。

 

ではでは。

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