「あれ?言葉が出てこない…」その症状、もしかしたら吃音症かも!?

ある状況になったら決まって「あれ、言葉が出てこない…」となってしまうことないでしょうか。

「これを話そう」と思い、いざ口を開こうとすると不思議と初めの第一声が出てこない。

しかし、なぜなのか特に深くも考えず、原因がわからないまま今に至っているのではないでしょうか。

結論からいうと、それはもしかしたら「吃音症」かもしれません。

本記事では吃音症の特徴と改善法について紹介していきたいと思います。

吃音症とは

吃音とはきつおんと読みますが、「どもり」とも言います。

きつおんを初めて耳にした人でも「どもり」という言葉は聞き馴染みがあるのではないでしょうか。

吃音症(きつおんしょう)とは、言葉が円滑に話せない疾病、または障害である。「発語時に言葉が連続して発せられる」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く」などの症状を示す。

というように吃音症にも、様々な症状があります。

吃音の症状

吃音の症状は大きく3つに分かれます。

連発型、伸発型、無音型の3つです。

連発型

連発型は、「あ、あ、あり、ありがとうございます」などと言葉を連発して発生する状態です。

一般的な「どもり」のイメージはこの連発型で認識している人が多いのではないかと思います。

伸発型

伸発型は、「あーーーーりがとうございます」と語頭の音が引き伸ばされる状態です。

無音型(難発)

無音型は、「・・・・・(無音)」と、言葉自体、発せられない状態です。

本記事のタイトルにある「あれ?言葉が出てこない…」という状況はこの無音型の吃音症である可能性が高いかもしれません。

吃音症の原因

ではなぜ吃音症になってしまうのか、吃音症かも…と悩む人たちからすれば原因は気になるところですよね。

今まで研究などで「素因論」や「神経症説」「学習説」などの吃音の原因論が語られてきたそうなのですが、未だハッキリわかっていないのが、吃音症なのだそうです。

そして当然、原因がわからないので治療法も確立されていないとのこと。

とはいえ、何も手立てがないのかと言われれば決してそうではありません。

吃音症の改善法

吃音症って自分では発見しにくいものだと思います。なぜなら先述した通り、原因も治療法もハッキリわかっていないため日常的に語られることが少ないからです。

こういったネットなどで吃音症の存在を知り、その症状を見て、初めて「もしかして自分は吃音症なのかも」って思うことだと思います。

しかし、この自分が吃音症かもしれないと思うことこそ、大きな前進ではないでしょうか。

今まで原因がわからず「これは一体なんなんだ」と頭を抱えるよりも、吃音症であると自覚した方が対策を打ちやすいですよね。どういった状況で吃音になりやすいかも整理しやすくなると思います。

かくいう僕も、つい最近、「自分は吃音症かもしれない」と自覚を持った一人です。

僕の場合は、無音型(難発)の要素が多く、あるシチュエーションになると決まって言葉が発せられなくなってしまうものでした。しかし、それが吃音症である可能性が高いことを知り、今まで心の中でモヤモヤしていたものが解消されとてもスッキリしました。

そして、それから実際に僕が取り組んでいることとして、

  • 深呼吸をしてリラックスする(横隔膜を下げる)
  • 大きな声で話す
  • 抑揚をつける

を意識して話すようにしています。

原因も治療法も確立されていないため、これが正しいとは一概に言えませんし、人それぞれ症状によって改善法も異なるので誰もが有効ではないですが、僕の場合この対策を心がけ始めたことで、かなり改善されてきています。

これも吃音症という原因を知ったことが始まりです。

本記事で一番伝えたいことは、吃音症を知らず吃音症で悩む人たちが一人でも多く吃音症を知って、改善に取り組んでいくことで少しでも以前より状況をよくすることです。

ですので、本記事から「自分は吃音症かもしれない」と一人でも多く気づきを与えることができたらいいなと思っています。

専門家に相談し、支援、指導を受ける

治療法が確立されていないとはいえ、専門家に相談してアドバイスや指導を受けることは大きな治療の一つです。

専門家とは言語聴覚士のことで、発声や発音、聴覚などの機能回復に取り組む国家有資格者です。

耳鼻咽喉科やリハビリテーション科のある病院にて、言語聴覚士による指導、支援が存在します。どの病院でも行えるものではないので、事前に病院や日本言語聴覚士協会、各都道府県の言語聴覚士会に問い合わせる必要がありますが、最終的な手段として専門の人に支援を受けるという手があることも知っておいてください。

 

吃音は、2~4歳の子ども20人に1人、大人になっても100人に1人の割合でみられ、決して珍しいものではありません。

まだまだ吃音症を知らず悩んでいる人が、とても多くいると思います。まずは悩んでいるその症状、「吃音症かもしれない」と疑ってみましょう。さすればこれから良い方向へと向かっていくことでしょう。

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